2010.08.03 Tue
NO.216
富士登山競争の続き(後編)
富士登山競争の続き(前編)はこちら
五合目をスタートし、六合目に到着したのが11:15。
予定通り5時に登山開始していれば山頂に着いていた時間?
相変わらずモヤったままで七合目に到着。

この時の時刻が12:10ちょっと前。スタートから1時間半程度。
お腹が空いたので小屋の脇でおにぎりを食べました。
食べたからなのか?なんとなくみんな元気を取り戻す(笑)
五合目をスタートし、七合目まで1時間半?このペースならあと2時間ほどで
山頂まで行けるのでは!?これが浅はかな素人の考え…
下山が間に合わず、真っ暗な山道で遭難という典型ですね。
もう1つは先週の登山競走で、山頂コースの人たちは五合目から山頂まで
2時間程度で登っている、というのがアタマにあったから。
これを普通の登山に当てはめてはいけません!(^_^;)
そして誰からともなく…「山頂まで行っちゃう?!」
ここまでは整備されたジグザグの坂道ですが、ここからは岩場です。
でも退屈な砂礫の道よりもちょっとスリルがあって楽しい!
しかも青空まで顔を出したので一行のテンションは上がります(笑)

ほんとに楽しくてガンガン登っちゃいました!
気がつくと同行の2人を遥か後方に見下ろすことに…
あとで考えるとここでちょっと無理をしたのかも?
この後八合目~八合五勺のあたりでめまいというか、ちょっとクラっと
する感覚に襲われました。
「もしかして高山病?」
もしここで具合が悪くなれば、嫌でも下山せざるを得ません。
幸い頭痛はなく、ちょっとクラっとしただけなのですが、もしかすると
昨日の飲み過ぎかもしれません(笑)
後ろの2人がなかなか追いつかないのでトイレに入りながらちょっと
休憩(笑)
ちなみにおトイレは有料(200円)です。小銭は用意しておきましょう。
トイレに入って休んだせいか?めまいもおさまりました。
あ、八合目で芸能人(?)を見ましたよ。
すっかりヘロヘロ状態で、八合目山小屋に到着するや否やいきなり
ベンチにドサっと倒れこみました!(笑)
あとでプロフィール見たら、この方100kg以上あるんですね…
そりゃツライわ。

八合目到着が14:15。すでに先程の計算から大きく遅れています(笑)
このあたりで向こうに見える下山道に接近します。
この時は「下山はラクでいいな~」なんて思ってました。
さあ、ここから最後のひと踏ん張り!
後続の2人から「先に山頂まで行っていいよ」とお許しが。
おそらく自分たちは1時間くらい遅れて到着するので山頂でお鉢巡りを
すればちょうどまた会えるだろう、とのこと。
せっかくなのでそのお言葉に甘え…たのが、運の尽き!!!
私一人でさっさと登りはじめました。
服装は相変わらず、半袖Tシャツに短パン。
もちろん登ってるときはまったく寒さなど感じません。
リュックを背負った背中は汗ばんでいます。
そしてとうとう日本で一番高い場所、富士山頂に到着!!!
時刻は14:50なり~。


しばらくウロウロしてから、さてお鉢巡り…と思ったものの、とにかく
ガスがひどくなってきました。ほとんど前方が見えません。
気がつけばかなり強い風も吹いていて、だんだんと寒くなってきました。
この日の山頂の気温は4度
そりゃ寒いわっ!
実際には風が強い分、体感温度はもっと低かったと思われます。
なのに半袖、短パンの私…
死んじゃうよっ!凍死する!
なのに着るものが長袖Tシャツしかねぇ~~~~~~っ
やっぱ死ぬ!確実に死ねる!
気がつけば全身がガタガタ震えています。
山頂なので風を避けようにも避ける場所がありません。
先に下山しようかと思いましたが、ここではぐれたら絶対にマズイ!
そうだ!携帯に電話だ!
( ゚д゚)ハッ! au通じねぇ~~~~~~っ!
こうして待つこと40分…
身も心もすっかり冷え切ったところに後続組到着。
しかも思い切り厚着してるし!!
どうやら9合目あたりで寒くなり、ヤッケを着込んだらしい…
でも1人が余分にダウンジャケットを持っていたので借りることが
できました!それでも冷え切ったカラダの震えは簡単には止まり
ませんでしたが。
その後も山頂の強風もガスもおさまる気配がなかったので、
そそくさと下山を開始しました。
写真は登っているように見えるけど下山です。

吉田口ルートは登山道と下山道が分かれていますが、須走よりも
下が硬い分滑りやすくなっています。
実際に滑って尻もちついてる人を何人も見ました。
一度転ぶと腰が引けるのでますます滑りやすくなるんですけどね…。
たぶん変態な勇敢なランナーなら走ったほうがずっとラク。
すると急に靄が晴れて…
河口湖が見える!
そこから視線を右に振ると雲の合間に…
こっちは山中湖!
山頂でこれくらい晴れてくれたら良かったのですが…
この頃にはすっかり気温もあがり、また短パンにTシャツです(笑)
途中須走ルートとの分岐がありますが、しつこいくらいに案内板が
たっているので間違うことはないでしょう。

山の天気は変わりやすいと言いますが、ほんとに今晴れていたと
思っても急に靄がかかったりします。
でもそのおかげで?こんな小さな虹が見えることも。
写真じゃちょっとわかりづらい…
同行者の一人が途中から頭痛と吐き気と膝痛の三重苦に見舞われ
ました…。登山中じゃなくて下山中に高山病?(笑)
膝痛は間違いなく運動不足。でも路面が滑りやすく思った以上に
脚に負担がかかっていると思います。
下山には2時間半ぐらいかかったのかな?
五合目の駐車場に戻ったのが6時ぐらいだったと思います。
とりあえずみんなケガもなく無事下山できました!
来年は五合目から山頂まで、2時間ちょっとで登らなければ
時間内での完走は無理なんですよね。
うーん、今回はずっと歩きだったし、そもそもスタートが
五合目なのであまり疲れませんでしたが、五合目までの疲労を
抱えたままで山頂を目指すのは想像がつきません。
あらためて山頂コース制限時間(4時間半)の壁の高さを実感
しました。
試走を繰り返すことでクリアできるのでしょうか?
それにしても…山はやっぱり楽しい!
できれば今年中にもう一度行って、お鉢巡りがしたい…
最後までお付き合い本当にありがとうございました。
これからも応援よろしくお願いします
コメントもどんどんお待ちしております


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五合目をスタートし、六合目に到着したのが11:15。
予定通り5時に登山開始していれば山頂に着いていた時間?
相変わらずモヤったままで七合目に到着。



この時の時刻が12:10ちょっと前。スタートから1時間半程度。
お腹が空いたので小屋の脇でおにぎりを食べました。
食べたからなのか?なんとなくみんな元気を取り戻す(笑)
五合目をスタートし、七合目まで1時間半?このペースならあと2時間ほどで
山頂まで行けるのでは!?これが浅はかな素人の考え…
下山が間に合わず、真っ暗な山道で遭難という典型ですね。
もう1つは先週の登山競走で、山頂コースの人たちは五合目から山頂まで
2時間程度で登っている、というのがアタマにあったから。
これを普通の登山に当てはめてはいけません!(^_^;)
そして誰からともなく…「山頂まで行っちゃう?!」
ここまでは整備されたジグザグの坂道ですが、ここからは岩場です。
でも退屈な砂礫の道よりもちょっとスリルがあって楽しい!
しかも青空まで顔を出したので一行のテンションは上がります(笑)



ほんとに楽しくてガンガン登っちゃいました!
気がつくと同行の2人を遥か後方に見下ろすことに…
あとで考えるとここでちょっと無理をしたのかも?
この後八合目~八合五勺のあたりでめまいというか、ちょっとクラっと
する感覚に襲われました。
「もしかして高山病?」
もしここで具合が悪くなれば、嫌でも下山せざるを得ません。
幸い頭痛はなく、ちょっとクラっとしただけなのですが、もしかすると
昨日の飲み過ぎかもしれません(笑)
後ろの2人がなかなか追いつかないのでトイレに入りながらちょっと
休憩(笑)
ちなみにおトイレは有料(200円)です。小銭は用意しておきましょう。
トイレに入って休んだせいか?めまいもおさまりました。
あ、八合目で芸能人(?)を見ましたよ。
すっかりヘロヘロ状態で、八合目山小屋に到着するや否やいきなり
ベンチにドサっと倒れこみました!(笑)
あとでプロフィール見たら、この方100kg以上あるんですね…
そりゃツライわ。



八合目到着が14:15。すでに先程の計算から大きく遅れています(笑)
このあたりで向こうに見える下山道に接近します。
この時は「下山はラクでいいな~」なんて思ってました。
さあ、ここから最後のひと踏ん張り!
後続の2人から「先に山頂まで行っていいよ」とお許しが。
おそらく自分たちは1時間くらい遅れて到着するので山頂でお鉢巡りを
すればちょうどまた会えるだろう、とのこと。
せっかくなのでそのお言葉に甘え…たのが、運の尽き!!!
私一人でさっさと登りはじめました。
服装は相変わらず、半袖Tシャツに短パン。
もちろん登ってるときはまったく寒さなど感じません。
リュックを背負った背中は汗ばんでいます。
そしてとうとう日本で一番高い場所、富士山頂に到着!!!
時刻は14:50なり~。





しばらくウロウロしてから、さてお鉢巡り…と思ったものの、とにかく
ガスがひどくなってきました。ほとんど前方が見えません。
気がつけばかなり強い風も吹いていて、だんだんと寒くなってきました。
この日の山頂の気温は4度
そりゃ寒いわっ!
実際には風が強い分、体感温度はもっと低かったと思われます。
なのに半袖、短パンの私…
死んじゃうよっ!凍死する!
なのに着るものが長袖Tシャツしかねぇ~~~~~~っ
やっぱ死ぬ!確実に死ねる!
気がつけば全身がガタガタ震えています。
山頂なので風を避けようにも避ける場所がありません。
先に下山しようかと思いましたが、ここではぐれたら絶対にマズイ!
そうだ!携帯に電話だ!
( ゚д゚)ハッ! au通じねぇ~~~~~~っ!
こうして待つこと40分…
身も心もすっかり冷え切ったところに後続組到着。
しかも思い切り厚着してるし!!
どうやら9合目あたりで寒くなり、ヤッケを着込んだらしい…
でも1人が余分にダウンジャケットを持っていたので借りることが
できました!それでも冷え切ったカラダの震えは簡単には止まり
ませんでしたが。
その後も山頂の強風もガスもおさまる気配がなかったので、
そそくさと下山を開始しました。
写真は登っているように見えるけど下山です。

吉田口ルートは登山道と下山道が分かれていますが、須走よりも
下が硬い分滑りやすくなっています。
実際に滑って尻もちついてる人を何人も見ました。
一度転ぶと腰が引けるのでますます滑りやすくなるんですけどね…。
たぶん
すると急に靄が晴れて…


そこから視線を右に振ると雲の合間に…

山頂でこれくらい晴れてくれたら良かったのですが…
この頃にはすっかり気温もあがり、また短パンにTシャツです(笑)
途中須走ルートとの分岐がありますが、しつこいくらいに案内板が
たっているので間違うことはないでしょう。

山の天気は変わりやすいと言いますが、ほんとに今晴れていたと
思っても急に靄がかかったりします。
でもそのおかげで?こんな小さな虹が見えることも。

同行者の一人が途中から頭痛と吐き気と膝痛の三重苦に見舞われ
ました…。登山中じゃなくて下山中に高山病?(笑)
膝痛は間違いなく運動不足。でも路面が滑りやすく思った以上に
脚に負担がかかっていると思います。
下山には2時間半ぐらいかかったのかな?
五合目の駐車場に戻ったのが6時ぐらいだったと思います。
とりあえずみんなケガもなく無事下山できました!
来年は五合目から山頂まで、2時間ちょっとで登らなければ
時間内での完走は無理なんですよね。
うーん、今回はずっと歩きだったし、そもそもスタートが
五合目なのであまり疲れませんでしたが、五合目までの疲労を
抱えたままで山頂を目指すのは想像がつきません。
あらためて山頂コース制限時間(4時間半)の壁の高さを実感
しました。
試走を繰り返すことでクリアできるのでしょうか?
それにしても…山はやっぱり楽しい!
できれば今年中にもう一度行って、お鉢巡りがしたい…
最後までお付き合い本当にありがとうございました。
これからも応援よろしくお願いします

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Theme:ジョギング・ランニング - Genre:スポーツ
4時間以内での完走は想像出来ない(汗
でも、まだ1年あるしいけるはず!
同じく今年中にもう1度山頂まで行ってきます。